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外国人との運転免許問題
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方向指示器を正確にどこで出せばいいかとか、何を言うべきかとか、いつ言ったほうがいいかとか、白線の内側か外側の何センチのところを運転した方がいいとか、実際道路で運転する時にはほとんど関係がない技術を習ったりで、1時間のレッスンが過ぎました。よって、4回目の試験はまったく問題なく、教官は教則本を開けなかったほどでした。 終わってから、喜びややりとげたという気持ちはなく、これから運転免許の試験という試練に年休を使う必要がなくなったとほっとしただけでした。これらの試験があったおかげで以前よりもっと上手に運転できるようになった気はせず、なんの利益にもならなかったと思います。でも終わったので、心配せずに前の生活に戻ることができます。こういう試験は偏見だとか差別的だとかは思いません。ただやり方が間違っているのではないかと思います。最終的に、教官や日本や法律を作る人に対する悪い感情は抱いていません。伊野町から持って帰ったものというと、必要な免許証と日本人が人生のうえで経験する、要領を得ない試練や、官僚を満足させるための意味のない苦労についてのさらに深い理解とです。


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