アメリカ出身:Bさん
「15年間以上運転の経験(そのうちの4年間は日本)があるので、大丈夫と思っていましたが、そんな経験では十分ではなかったようでした。最初に不合格になった後で、教官は「あなたは運転はうまいけど…」と言い、「けど」の続きに現実に関係ない自動車学校の専門規則が出てきました。
2回目の試験が終わった後、教官は私の運転技術は良いと言ってくれましたが、日本の道路はアメリカのと違うから、とも言いました。「私は4年間で青森県、鹿児島県、大阪市、名古屋市、東京都でさえ運転の経験があります。日本の道路が違うなんてことはもう分かっているよ!」と言いたかったけれども…もちろん、礼儀正しくぺこぺこし、前回の不合格の時のように、教官の時間を無駄遣いさせてしまったと謝りました。もし怒ったらその後何回も伊野町に戻ることになってしまうと知っていましたから。
3回目は教官の言うことを誤解しないように担当者を連れて行って通訳してもらいました。おかげで誤解は全然なかったにも関わらず、冗談みたいな理由によってもう一度不合格してから、歯をくいしばって自動車学校のレッスンを受けてみようと決めました。自尊心が傷ついたけれども、自分の正気を保つために教官はどんなことを求めているか認識しないといけませんでした。